今回の『ありえね~』シリーズもこれで最終章
本当はここまでやるつもりでは、なかったんだけど海外ってやはり文化の違いなんでしょうか。いっぱいわかりかねることって多いよね
ホテルのまわりには何も店がないのに普通に
『SPY SHOP』
『・・・・・・・・・』
まじで絶句!
普通に隠しカメラや、盗聴気、防弾チョッキや七つ道具みたいなものが、ちょっとオシャレなセレクトショップばりに見やすく店頭に並んでるんですよ
『ありえん』
でもそんなグッツをやはり見てみたい!と思い店に行くと
閉まってる
次の日に行ったら
開いてない
昼くらいに行ってみると
昼休憩
「はげ~仕事しなよ~」
結局一度もお店に入ることができなかったんだけど、見てみたい気持ちでいっぱいだったわ
街にロケの帰りの時もいろいろだったんだよね
行きは調子乗って電車で行ったものの、帰りはさすがにタクシー狙い
俺的には電車でもよかったんだけど、東京の電車と地下鉄を足したくらいの駅の数みたらホテルに戻れなくなりそうだったし、タクシー乗り場へ行ってみる
相変わらず、ベンツ、BMW、アウディのタクシーが並んでるのが、こっちでは本当にファミリーカーなんだってのがわかるよね
そんでタクシーの並んでる一番前に行こうとしたら、タクシーの周りをうろうろしてるかなり太ったおばちゃんがいて
『このおばちゃん早くタクシー乗ってくんないと、俺達乗れないなぁ』
なんて思ってたら、おばちゃんが俺達に気付き
『ハッ』
とした顔して近付いてきたの
「タクシー乗るの?」みたいな事行ってるから
「イ、YES・・・・」
「んじゃ、乗って」
「えっ、おばちゃんドライバーなの?」
はっきし言って太り過ぎ、それにこれから買い物で夕食の材料ゲットしようみたいな格好してるし
絶対ドライバーにみえない
『ありえね~!!』
でもなんか優しくて、にこやかで、道は間違えたけど、こんなタクシードライバーなら日本でもいいなぁって思ったわ
最終日前日仕事が夜遅くになってしまい、俺とカメラマンのK君はお腹がペコペコ。いちお近くにはファーストフードチック(ピザとパスタ)な店があるけど、あんま行きたくない
何故なら、数日前K君とその店にハーゲンダッツ買いに行った時、ちょっとだらしない格好をして髪を茶髪にしている目つきの悪い店員がでてきて、俺たちはハーゲンダッツを出した時のこと
いちお英語で別々に払いたいし、『セパレートで』みたいなこと言ったら店員の顔は
「???????」
『やっぱりかぁ』その直後に
「デケラン、デケラン、ノーウ“ァ~?」
俺たちはその言葉で
「????」
何がなんだかわからないうちに
『うん、うん』ってうなずいて、別々に払えた
「わかってんかよ!ありえね~!!」
その人は謎だったけど、買えたのはうれしかった
ただハーゲンダッツが吉野家3点セット(丼、卵、みそ汁)より高いのは、ヨーロッパだなぁって感じるよね
その店にPM10:30くらいにパスタでも食おうと思って行ったら、やっぱりその店員がでてきて
『またこいつかぁ、大丈夫かな?』なんて思って
「食べて行ける?」
やっぱり英語が通じてない
ちょっと無言の後、「もう時間だからダメ」みたいなそぶりをしてる
ただこの人いつもちょっと時間経ってから、理解してるし結構天才?!
なんて思うことがある
「んじゃ、ピザをTAKE OUTで!」
って言ったら
「・・・・・・・」
今回は全く分かってない様子、んなもんで、俺たちは
「どうする?分かってないよね」
「でも腹減りましたね」
「持って帰る、ってなんて言うんだろ?」
などと話してたら、いきなり食い付いてきて
「MOTTE KAERU?・・・OK!!」
何故か理解してます
「ありえね~!!!!」
英語も分かんないこの店員、日本語に食い付いたら理解してるのはやっぱり謎!
そのあとピザ作る時、本見ながら作ってたのはやっぱりありえない
いや~ドイツって本当にすごい国だよね(多分その店員のイメージが80%だけど)
おかげでこんな長々書いてしまった。呼んでくれた人おつかれさん