TOPへ

UNFINISH

not オチ

この悲劇は2008,5,19に始まった
この日はHOT BOWLにスケート(スケートボード)をやりにヤッシー氏と大澤氏と行っていた。怪我するちょっと前に『いつもよりスケートに乗れてる』と実感していて、徐々に攻めるモードにアクセルを踏んでいた

いつも一緒に来ているスケートの申し子、アンディ氏
そして、
いつも一緒に来ている横向きでしか生きられない、デカチョー氏
そして、
いつも一緒に来ているスノーボード界の大仁田厚、アキ(平岡暁史)氏

はいない日だ
つまり闇練デーになることが多い確率の時だ
いつも一緒にいるメンバーがいない時は決まってアクセルを踏みたがる俺は心の中で『STEY LOW』とアキ氏が良く俺に言う言葉を、小さい頃遊んでいたスーパーボールみたく跳ねてる途中で小石に当たりイレギュラーでどこかに飛んでいったかのように失っていた
アクセルを踏み始めてからいつもと違うラインを試行錯誤しながら、小さな開拓に自分のテンションをどこか押さえられない気持ちに気がついたのは怪我をしてからだと思う

ちょっと得意げになってることに大澤氏は気がついてたのは、日頃の付き合いだと確信した。新しいラインを見つけた俺は完全に次のステップに進もうとしていたのだ
ここでちょっと理解してほしいのはスケートでは次のステップに進もうとすると(特にBOWL)、静かな暗闇を歩いてる時に脇路地から急によぼよぼのおばあちゃんが赤ちゃんを抱っこしているのを目撃した瞬間に『うわっ!』と寒気が走る時に似ている

『なんだ、婆ちゃんかい』って安心するときはギリセーフの時

でも、

『なんで夜中に赤ちゃんを・・・?』と疑問を感じ悩んでる時は、何故できんのだ?といろいろ疑問を感じる時と一緒だ(多少無理矢理もっていった部分もあるが)

それくらい恐い瞬間があることを知ってほしい

つまり、いろんな技をするスケーターという人種は、その恐怖に打ち勝ってきた人種ということになる。つまり男なのである、いや漢(おとこ)という定義が成り立つわけだ

この定義について何か問題でも?

ないのなら次に進むが何か・・・

定義に従い俺も漢(おとこ)になろうと日頃努力してきて、次は何をしようか悩んでいた
次のステップというのはなんとなく順番はあるのだが、その人個人の自由な為に学校の勉強みたいにちゃんとした順番がないのも魅力の一つなのである
ここでふと考えたのは俺と同じ時期に始めたハルキ氏のことを思い出した
彼はちょっと浅黒く前歯にちょっと隙間があり、どことなくロナウジーニョにも似ている。ロナウジーニョといえば、天才という言葉が相応しい人間の一人だと俺は思っている
ハルキ氏も天才とは言わないがスケートで猛烈にいろんな技を習得している漢であり、今では見事なパンピングでBOWLを流しフロントサイドエアーまでしてしまうという完全に同じ時期にやったと思えないほど差をつけられてしまった小学校5年生の男の子である
彼を1ヶ月くらい前に見た時は、BOWLで流している時にボトムからリップに向かって行く途中で軽くしゃがみ込み、バックサイド側の板を右手で掴み抜けていくというもの(ちなみに彼はグーフィーで、メランコリーの形になってるといったらわかりやすいだろうか)

エアーだ!

これはオーリーで飛ぶわけではなく、ある程度のスピードつけて板を掴みリップに向かいコーピングが近づいてきたらグイっと板を引っ張り上げ、飛んでる風になるというもので以前にちょっと練習したこともあって、アクセルを踏んでる今はそのイメージに没頭するしかなかった
俺の番になりいつも通りのドロップイン、BOWLの中を軽く流し気持ちよくなってる状態でトライしてみた

タイミングはばっちりだった

以前はできなかったこの技も調子がいい日だとこんなにもスムーズにできるのかと、実家の今金町の祭りである喧嘩太鼓をしていた時と同じくらい興奮していたのだ

メイク後は対面の壁を流し、もう一度トライしてみた

さっきと同じスピード
さっきと同じタイミング
さっきとちょっとだけずれてた、右足の位置

これが問題だ!

ちょっとだけテール側にずれてた足はランディングの際に板から外れ、BOWLのアールの部分に足が落ち、次の瞬間は新宿2丁目にいるオカマよりも右足だけが内股になるというもので、右足の小指側から足の裏が見えそうなアングルが脳裏に焼き付いた
その後はバタンという倒れる音の後に、ヤッシー氏と大澤氏の笑い声だけがHOT BOWLの中を響いていたのを今でも覚えている

数日間は何もできない・・・

すぐにわかった
悩んだりもしたが仕事モードに切り替えれる状態に数日かかり、ただACT PICTURESで使う素材チェックという地味で時間がやたらかかる作業をゴールの見えない状態で毎日サンタナ(NMBの事務所)で行っているのだ
サンタナの社員も最近は慣れてきたせいかシカトまでされることも増えてきた

そして怪我した後には俺の○ナラも増えてきた

普段無臭で定評のある松井の○ナラは有名な話だが、回数が増えるとまでは聞いてないのは揺るぎない事実

何故だ!何故こんなにも○ナラが出るんだ?

それほど動きもせず普段よりゆっくりとした生活が続き、お腹の活動報告書も白紙続きのこの生活とは裏腹にこれだけの回数の○ナラが連発するのはどうしてなんだ?

悩む日々が続いた

これだけ噴き出す俺の○ナラも100%無臭というわけにはいかない
数打ちゃー当たるではないのだが、これだけの回数の○ナラをしていると、さすがに目の前に飛んできた蜂で『ウワッ』と上半身を後ろにのけぞるリアクションと同じ動きをするくらいの匂いもあるわけだ
正月にする商店街の福引きで、手でレバーをグルっと1周すると色の付いた玉がコロンと落ちるように、連チャンで外れの赤い玉を出さない時があるだろう
景品をバンバン当てる時と同じように、バッドなスメルを連チャンで感じずにはいられない時も1日の中で何度かあることを発見した

何を言いたいのかわからない人も多いと思うのだが、書いてる本人がどういったオチの方向に持っていっていいかわからず、ただただこのくだりを書いているのだ

そう、オチを一切考えていない

いつもと違う雰囲気で
書こうとするブログのことばかり考えていて、一切オチも見つからずダラダラと書いてるように思えるだろう。思ったとおりになってるようだ

さあ困った、どうする?

ここまで書いてきた時間を考えると削除することも勿体なく思えてしまうのは俺のわがままの何者でもない。なんならタイトルさえ今はまだ決まっていないのだ。二つの話を書いてみてはしまったもののタイトルが・・・

漢(おとこ)にしようか、○ナラにしようか?

投稿フォーム

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Asides