ミュンヘンもだんだんなれてきて(言葉は一切わからないけど)
街並を撮影しようなんて話にもなり
「電車で行ってみる?」
などと言葉もわからないのに、行く事になったのですよ
当然俺も仕事の便乗だったし、『世界の歩き方』やガイドブックも持ってないから電車乗っても降りる場所さえ分かってないのに、この発言!
やっぱり違う土地ってテンション上がるし、なんかやってみたいじゃない
「とりあえずキップ買おっ」
「・・・・・・・」
「全く読めん」
っていってる間に電車がきて、とにかく乗ってみた(チケットは当然無し)
すると電車の中に券売機が!
『ここで買ったらいいんだ』
でもやっぱり読めない!ギブミーガイドブックゥゥゥゥ
でも持ってないのが現状だし、とにかく二人分のチケット買おうと思ったらでかい金しかもってない・・・
後ろを振り向くと、白髪のおじさんがいて『両替えしてもらおう』と思ったら、やっぱり言葉がわからん
でも俺も世界を股?にかける男としては、ここはなんとかこの壁を乗り越えたいじゃない
いろんな身ぶり手ぶりでなんとか両替え成功!(この映像は子ども過ぎてみせれませんが)
「んじゃ買おう」
と思った瞬間、電車が止まり。周りを見たら既に繁華街
『やばい、早く買わなきゃ。でもドア閉まる』
ってことで、周りをみたら電車のいろんな出口からみんな降りてるし
「・・・・降りよう・・・・」
カメラマンも一緒に降りてしまった
白髪のおじさんと一緒にいたおばさんは、軽く怒りの顔で俺たちを見ていたけど、『これ以上乗って行くと、どこで降りていいのかわからないんだよ』なんて心の中で言い訳しながら、無知な男二人は
『無賃電車男』
になってしまったのです。
『・・・・・・・・・・・・』
このネタが一番
『ありえない』